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伊藤くん A to Eのkoiのレビュー・感想・評価

伊藤くん A to E(2017年製作の映画)
3.2
「クズを演じる岡田将生が見たい!」という純度200%の邪念で鑑賞。
"残念なイケメン日本代表"みたいな男が女の子たちを傍若無人に振り回すトンデモ話です。
原作未読で観たので想像していたクズ像とは45°くらいのズレがありましたが(ヤリ○ン系のクズだと思っていました)、しっかり登場して3秒でイラッとしたのでそこに関しては文句なしの満点です。
映像に関して思ったのは、カメラワークがちょっと変わっているなということ。ハンディっぽい映像多いし、長回しも多いし。役者さん大変そう。
前半は伊藤くんのクセに慣れていない事もあり新鮮で楽しめたものの、中盤〜後半にかけてはどんどん間延びしてしまった印象です。話の特徴的に、長編映画よりも連続ドラマの方が向いていたのでは(女性視点版はドラマでしたね)。
そして、薄々勘づいてはいましたが、岡田将生、クズとの親和性高すぎでは。「素なんじゃないか」と心配になるくらいナチュラルな捻くれっぷりに綺麗な顔立ちが相まってめちゃくちゃムカつきました。
ダッッッッサい柄シャツ、体育着みたいな青色のリュック、28歳童貞、それらのマイナス要素を相殺してなお余りあるお顔の造形美。
美形ってヤバい人似合うよな〜と改めて感じた作品です。
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