Yuri

伊藤くん A to EのYuriのレビュー・感想・評価

伊藤くん A to E(2017年製作の映画)
1.0
原作読んでます。深夜ドラマも観てます。柚木さんがよくこの脚本でOK出したなと思うくらい、ドラマの時からヒロイン莉桜の魅力がゼロ。観ているのが苦痛なくらい不快なヒロインになってしまっています。こういう役は、吉高ちゃんとか毒吐きまくって痛くても愛される女優じゃないと無理だと思います。木村文乃は浅い台詞を羅列するだけで、ただただ不快。莉桜の脚本に登場する女性たちも、ドラマのおさらいにかなり時間をかけた割に、ドラマのように中身ある人物として描けておらず、浅いキャラクターになってしまっていて、残念でした( ´△`) 反対に男性陣は良く、個人的に岡田将生は日本の芸能界で一番痛い男が似合うと思っていたので、伊藤という愛すべき痛男をこれ以上ないくらい生き生きと演じてくれています(*^▽^*) 田中圭の編集者も中村倫也のクズケンも彼らの歩んできた人生が垣間見られる演技で、クズケン、イイ男だなぁ、実希(夏帆)、勿体無い!と思いました。原作はラストに伊藤が爆発しますが、映画はふんわり終わらせていて、対決になってないし、区切りもないし、莉桜の脚本のようにペラペラで薄い物語になってしまっています(>_<) 廣木監督なのにどうしたんだろう?岡田将生の痛さだけが見所な作品。
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