Kinakosan

伊藤くん A to EのKinakosanのネタバレレビュー・内容・結末

伊藤くん A to E(2017年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

原作者、好きでよく読むのですが、これは読んでなかった〜。でもいつも女の深〜い部分、感情がリアルに描かれていて、共感したり、嫌悪したり、そういうの、私はすごく好きです!

伊藤くんは、痛い、笑。周りに思い浮かぶ人がいて、私はその人は最強だと思っていて。理由がよりわかった気がしました。伊藤くんの、俺は戦わない、だから傷つかないっていうアレ。それは最強だ。どんなに人から痛いと思われてても、本人はそんなとこに比重置いてないから。傷つかない人は最強。うーん、、、?

思いのほか(失礼💦)良かったです、この作品。伊藤くんのおかげで、皮肉にもその最強説への違和感が浮き彫りになるというか。最後の莉緒と伊藤くんのやりとりで、確信に変わる。伊藤くんみたいな考えの人もいるだろうし、それが逃げてると、おおかたはそういう見解になるんだろうけど、、、それもまあ好きにすればいい!ただ、私は選ばない、傷ついても(それを自ら求めてるわけじゃない)歩き続ける、傷つく可能性を避ける生き方はしないという確信に、、、。

岡田将生は伊藤くんにハマり役だわ〜。あの顔‼️本当に傷ついてないのか?伊藤くん、、、。伊藤くんの得体の知れなさと、恋の不思議、感情の不思議、共感っていったいなんなんだろう、、、。うまく言葉にできないですが、そんな事をぐるぐる考えさせられました。知らないうちに、自分の中がかき回される、そんな感じでした。
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