2018年 試写鑑賞86
これ、、、、22歳の脚本、監督なのか、、、、と観ながら何度も思った。ドランの初期作品観た時みたいな感じで、なんかセリフの臭さとか、過剰な感じがいい意味で凄く効いていて、何度かはっとした。
主演の2人、小松未来さん良いし、個人的には桜井ユキさんに抜群に引き込まれた。女性のもつ弱さ、脆さ、そしてそれに反しながらも同時に存在する強さとか、びっくりするくらいの開き直りとかがスクリーンの向こう側で本当に生きてるみたいに居た。
青と赤、昼と夜、陰と陽の対比映像が終始分かりやすいくらい印象的に映し出される。だからこそ、緑や、昼でも夜でもないシーンがふと際立って見えてきたのが印象的だった。
