【独りよがりのロマン】
この手の映画にありがちの登場する
宇宙飛行士がすべからくアホってのは
もはやテンプレートだけど本作は単独で
宇宙空間に10年で頭も精神も狂わず成し
遂げている設定は評価出来る。
そして冒頭から奥さんの明るいノリに
ウンザリさせられたがラストメッセージ
では顔だけで悲哀を見事に演じ切っている
のも見応えあった。
だが2017年のアメリカのSF物でこの
チープな出来栄えは相当に酷いと
言わざるを得ない。
そもそもなぜ10年ミッションに
宇宙飛行士がたったの1人なの?と
視聴中に何度も頭をよぎり
映画の内容が入ってこなかった。