sora

パーフェクト・レボリューションのsoraのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

劇場で泣いた、パンフ持ってる、DVDも買っている。好きな映画です。
というか2017年かこの作品。
認識よりももっと古かった。まぁそれだけ新鮮だったということでしょう。
まだ観てませんが、松本監督最新作車軸に期待を込める意味でもまずこちらをレビューします。

この数年後に別の映画でこの作品のモデルである熊篠さん(リリーさんが演じている車椅子の活動家)にも映画イベントでお会いできた。その時に赤い彗星(電動車椅子のこと)の後ろに乗せて貰ったことは今も嬉しい思い出なのです。原作も持ってます。

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普通ってなんだろうね。もしかするとここに描かれてることというのは世間から見たら普通では無いのかもしれない。でも色んな形があって。そもそも、車椅子活動家の主人公自体、特殊と言われるであろう活動の内容をしている。だけどそれは障害者の人からしたら大事なことなんだと思う、時にはかなり大胆なことまで彼はしたが(これは全部実話があります)それを健気に見つめる彼女。時にぶつかり時に愛し合い。
劇中で流れる銀杏BOYZの「BABY BABY」がまた良い。
忘れてるところもあるだろうから今もう一度見たら感想が違うかもしれない。だけど傑作であることに間違いは無い。彼女側で見るのと彼氏側で見るのでは全然解釈が違ってくると思う。個性のぶつかり合いはこんなに大変なのかとも思う
綺麗な作品に見えて、ハードな作品だったのかもしれないけど私は好きだ。だけど、作品の内容的にも少し、人は選ぶかもしれない、、、。私は好きです。独特な作品ですがストーリーもしっかりしてるし。

最後にちょっとした話を。
この作品に出てくるカップルは、実話ですが映画公開の時点で既に別れています。
その上で映画化してるのはすごい話。
実際のモデルの話を知ってしまうと(特に彼女側)おぉ、、、となるところもあります。
映画はすごく素敵に描かれてるけれど、現実の話しはなかなかパンチがありますね。
今もそれぞれ活動されている方々(私彼女側の方はあんまり知らないんだけどそうだと思う。かなり、、、まぁご興味ある方は調べて見てください。)
記憶が正しければ当時2人でなんか配信してた記憶も、、、なんかカオスだった記憶。
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