みぃたむ

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のみぃたむのレビュー・感想・評価

4.0
上映開始から5分で、ココロを掴まれましたw

前作よりも軽快なテンポでサクサクと進むストーリー。
まあ良く殺すわ殺されるわ。驚きの連続です。

全体的に前作よりもコメディ要素が強く、あの怖い上官も
真顔でジョークを云ったり、部下が裏で賭け事をしていたり。

殺戮シーンが目白押しでしたが、これまた軽快で爆音な音楽と
早い展開とで、あまり精神的負担がかからずに観れました。
カメラやガラスに飛び散る血飛沫が、比較的多かった印象です。

各章のタイトル出しがお洒落で、観ていて楽しくなるシーンの一つ。
ハーレイ・クインが暴れるシーンは、蜷川実花監督ばりのお花畑でした。
途中に「咳エチケット」が出て来るのも、この時期ならでは。
母国の平和と世界の平和がイコールではない点も、深かったですね。

ジェームズ・ガン監督が、MARVEL作品で出来なかった事や、
やりたかった事などを詰め込み、監督自身も楽しんで
作り上げた作品なのかな。とも思いました。

エンドロールが終わるまで、余韻にお浸り下さい。
みぃたむ

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