これが初めての「スーサイド・スクワッド」でも問題ナシ!
こんな傑作を観ないという選択は勿体無い!
冒頭から最高である。
よく目にする俳優さんだし、今回この俳優さんがハーレイ・クイーンの脅威となるのか、それとも彼女を食ってしまうような大活躍を予感させる名シーンなんですよ。
なんとなく、「ゴースト・プロトコル」っぽいし。
クセが強い仲間たちとの星条旗を背負ってのグループショットもばっちりキメて、
いざ敵陣へ向かった瞬間、退場というスカシた演出。
それでいて、対照的に暗い夜の海をバックにホンモノの主役たちが登場するという粋な演出。
彼ら、自殺部隊のキャラも誰一人埋没することなく、全員のことを好きになってしまうキャラ付けはさすがの一言。
時間軸をずらした構成の妙も、最初は間延びすることを嫌って、テンポアップ(またはテンポの変化)を狙っての演出かと思っていたが、キャラクターそれぞれの活躍を丁寧に描き、観
客の感情移入や物語への理解を深めることにもなっていると感じた。
最後のヒトデ怪獣とのラストバトルも日本への特撮映画リスペクトをひしひしと感じる。
蹂躙される建造物、逃げ惑う人々。怪獣映画はこうでなくちゃ。
そしてネズミを愛する彼女と父親とのドラマに感涙。
大満足のサマームービーです。