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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結のtatsuのレビュー・感想・評価

4.0
デビッドエアー版の前作「スーサイドスクアッド」は、ならず者集団である、DCコミックのヴィラン達が大活躍するという設定だけで、「絶対おもしろい。」と確信していました!

更にクイーンのボヘミアアンラブソディの曲に合わせた予告編が最高にカッコよく、期待値はマックスだっただけに、劇場鑑賞後に膝から崩れ落ちたのをよく覚えています。要は、死ぬほどつまらなかったですね。笑

それが、一旦は前作を無かった事にしたリブート?として、なんとガーディアンズオブギャラクシーの監督でもお馴染みにの、ジェームズガンが撮るというので、今度こそ絶対面白くなるぞ!と今回も期待値マックス!

ただ今回は、期待値をはるかに上回る面白さ!!しかも、なにがいいって全然かっこつけてない所!前作は、かっこつけすぎてゴリゴリに滑っていたけど、今作は主人公達のルックス一つ取っても、なんか微妙にダサいという絶妙なバランスなのに、最高に面白いしかっこいい。

また、前作に感じた違和感として、ならず者集団がいいヤツ集団になってしまっていたという点。今作の主人公達は、しっかりヤバいやつらでありながら、それでも彼らなりの正義を貫くという点がしびれました。

あと、監督がトロマ映画出身という事もあり、ブラックユーモアがかなりどぎついのも最高でした。冒頭の上陸シーンの大スプラッターシーンは、やりすぎで爆笑でした!笑 監督のフィルモグラフィ的には、「スーパー!」という映画に非常に雰囲気が似ているので、今作がハマった人には是非鑑賞して頂きたいです!

今作個人的に最も魅力的に見えたキャラは、ナナウエ。可愛すぎる。彼のフィギュア欲しい。スタローンの声優もドンピシャでした!
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