バンブルビーとチャーリーのやりとりがとても良い。チャーリーはバンブルビーが声帯機能が働かず、スムーズに意思の疎通が取れなくともコミュニケーション取ろうと丁寧に話しかけている(カセットテープ吐き出しの辺り短気なキャラならブチ切れてる)。
バンブルビーが音楽に合わせて踊るくだりも可愛い。家でワザとでなく暴れて色々壊しちゃったあとのしょんぼりがな。
※以下かなり毒吐きます。
ただ一つあれなのが、チャーリーに対する母と義父の態度。前半が一貫して悪意なく家庭内でチャーリーの意思や存在をナチュラルにガン無視、誕生日のプレゼントも趣味悪い花柄のバイク用ヘルメット(亡き父との思い出もある車を修理してその関連のリクエストもしてる娘に)と、トドメに笑顔で幸福になる〜を謳う自己啓発本。
期待に満ちた顔とこれが必要なんだよと諭す様はカルト宗教にでも被れんのかこいつらとドン引き。遠回しにお前は不幸だし態度も悪いって批判してるのかなと。
そのあと母親は自分の接し方棚に上げてどストレートにお前の態度にうんざりしてるって言っちゃうし。
あとは連行されたビーを心配して必死に訴える娘も一切相手にせず否定。
かと思えば後半いきなり家族愛に目覚めて逃亡を手助けする義父とすべて終えて帰宅した娘を涙で迎える母。
チャーリーはビーとの生活や最後の戦いを経て色々折り合いつけて家族を受け入れたみたいだけど、この両親はほんとに正気か？別の寄生生物も宇宙から来ててそれと入れ替わってたりしない？
