このレビューはネタバレを含みます
音声入りで驚いたけれど、まあ読むのとそんなに変わらないか、と思った。それこそ弁士ってこんな感じだったのかしら(もうちょっと感情込めてたかな?)。
『風の中の牝雞』を見たせいで、食堂の宣伝で街を練り歩くくらい全然いいじゃん、と思ってしまった。悲哀を描くとあらすじにあったが全体としてはコミカルな印象を受けた。きっとそれは時代背景や当時の感覚を理解していないからでもあるのだろうが…。
何度も値段の書かれた紙をうつして、指を折る動作をうつすだけで、お金を徴収しようとしているということを表現できる。なるほどな、と思った。