夜空のパンケーキ

希望のかなたの夜空のパンケーキのレビュー・感想・評価

希望のかなた(2017年製作の映画)
3.2
バッジ付き前売り券を買った時に難民支援を行う国連UNHCR協会に100円が寄付されるシステムになっていた。
難民のことは日本に住んでると遠い世界の出来事のように感じる。
この作品では難民問題について深くは描かれていないが、難民は特別な人でなく普通の人なんだと理解するきっかけになった。

そんな日本の寿司屋をヘルシンキで開くシーンがある。
これが実に滑稽で、アキ・カウリスマキ監督による皆さんが難民について知らないように我々も日本についてあまり知りませんよ、という皮肉なんかな?って思った。
主役の人が山田孝之にしか見えなくなってきた(笑)

余談ですが、ヘルシンキにジブリ好きな現地の人が開く天ぷら屋がある。
一回行ったことがあるが、店内にはジブリのポスターが山のように貼ってありました。
作品の寿司屋と違い、実にちゃんとした天ぷらが食べれましたよ!
ここでたまたま隣にいた日本人と知り合いになり日本にお互い帰ってきてからも交流してます。