6月の朝

アイスブレイカー 超巨大氷山崩落の6月の朝のレビュー・感想・評価

4.0
1985年ソ連で起こった事実をベースにしたロシア作品。

ハリウッド的な大騒ぎのディザスタームービーではない。ルービックキューブ、アーラ・プガチョワ(百万本のバラを歌ったレジェンド歌手)のカレンダー、ソ連で当時絶大な人気を誇ったロックグループ・キノー(日本でも上映されている映画「レート/原題:Лето」もこのグループがモチーフ。)、ゴルバチョフなど当時のソ連雰囲気を垣間見る作品でもあります。ちなみに船内の映画上映会シーンの作品は今でもロシアで歴代人気映画の上位に位置する「ゴールデン・アーム」。その主人公セミョン ・セミョノヴィッチが当該巨大氷山の愛称というかコードネームで呼ばれています。エンディングは前述キノーの曲です。
6月の朝

6月の朝