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すばらしき映画音楽たちのりののレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
5.0
見応えがありました。ワンフレーズ聞くだけで誰もが知る作品の数々。映像に合わせて会話するように音が脚色され、魔法にかかった様に作品に磨きをかけてくれる。俳優陣とは違って、その陰で映画音楽にかける人達の情熱も素晴らしい。作曲家達のジャンルもジャズ・クラシック・バンド出身など様々。映画音楽にルールはないと言うだけあって、見たこともない楽器が10以上も登場した所も面白かった。

ベアー・マクレアリーの「監督達から何日練習してるかと聞かれて、スタジオ・ミュージシャンは楽譜を初見で演奏する“1度もしてない”と答えると皆ものすごく驚くんだ」というコメントが印象的。オーケストラがその場で楽譜を読み、他の演奏者と合わせて録る技術は正に驚異的。プロの技術を目の当たりに感じて圧巻でした。

登場した数々の映画を、改めてじっくり聴きながら観てみたくなりました♪
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