くぅー

すばらしき映画音楽たちのくぅーのレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.0
いやぁ、映画好きには至極のドキュンメンタリー・・・正にすばらしき時間を過ごせましたね。
まんま映画音楽史を振り返る訳だが、あの『キングコング』が転機だとは知らず、勉強になりました。
そして、やはりジョン・ウィリアムズは偉大なんだと再確認し、レジェンドになりつつあるエンリオ・モリコーネらにただただ頷いてましたね。
ある意味では映画監督でさえ踏み入れない領域、音楽家の才能やこだわりの凄さや葛藤を克服する姿に脱帽。
そう、個人的には、最近では『ダンケルク』のハンス・ジマーの音楽には見事に感情の抑揚を操られたし、ミュージシャンのトレント・レズナーによる『ソーシャル・ネットワーク』の独特のスコアのサントラ盤は思わず買ったし、ランディ・ニューマンの『アメリカン・ビューティー』もかなり印象に残ってます。
さらには、今でも背筋が凍るのは『サスペリア』の戦慄の旋律だったりして・・・もちろん、これからも映画音楽も存分に楽しみます。

P.S.
特に邦画で多いが、ラストに余韻を台無しにする曲を流すのはやめて下さい・・・タイアップだか何だか知らないが、明らかなマイナス行為。
くぅー

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