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すばらしき映画音楽たちのhoneyleのレビュー・感想・評価

すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)
4.5
見てよかった!発見がたくさんあったし私にとって映画の新しい見方を提案してくれた作品だった
もちろん見ていて音楽が素敵だと感じる映画はたくさんあるけど、作曲家の意図を汲んだりその音楽が映像にもたらす効果とかを意識して見るとかは今まであまりしてなかったと思うからもっと音楽にフォーカス合わせて映画を見てみたいと思った

それにしても映画音楽のもたらす影響って本当大きい
サイコの例はめちゃくちゃ分かりやすかった あの不気味な音があってこそのシーン
見たことない作品でも曲は知ってたり、曲聴くだけで頭に映像が浮かんだり感情が揺さぶられたりして作曲家たちはこれをゼロから生み出してるから凄いなぁ、、

私は今まで4〜50年代くらいのどの映画もBGMや効果音がフルオーケストラの時代に感激してたけど、映画音楽史では数十年後にジャズや電子楽器やシンプルな音楽を取り入れるようになったのが斬新で幅を広げたという点にハッとした
今では映画に合わせた音色や曲調の名曲もいっぱいあるけど初めて取り入れた時はきっとものすごい試みだったろうし、(この業界に限ったことではないだろうけど)下手すれば膨大な人数と時間とお金かけて作った映画をパーにしてしまうかもしれないというプレッシャー考えるだけで恐ろしい

収録風景も映画にとって最高の音を作りたいっていうプロたちの映画愛が伝わってくる 正直今まで何気なく聴いてたミニオンの曲、収録を見てあんなに感動覚えるとは思わなかった

なんか映画音楽沼にはまりそう笑 映画好きなら一度見てほしいと思う作品だった
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