柴犬

ビッグの柴犬のレビュー・感想・評価

ビッグ(1988年製作の映画)
4.2
"私はその年を生きたわ。一生で一度で十分。"
見た目は大人、頭脳は子供。

遊園地のゾルター人形の不思議な魔法により、12歳のジョシュは大人の姿に変えられてしまう。中身は子供のままで仕事を始め、1人の女性と恋におち、、、

率直に面白い!

大人の世界で自由奔放に振る舞うシーンはコメディチックで、忖度や気を使うことで気疲れしながら仕事をする大人の中で純粋無垢に行動し、子供ながらの視線でおもちゃ会社で出世していく様は観ていて気持ちよかったです。

大人の女性との恋愛を通じて、少しずつ成長していく姿もハートフルで、ただのコメディで終わらないところが良かった!!


大人だからこそ、純朴な素直な気持ちが大切だということを教えてくれる映画。

周りの大人をも巻き込み童心に返らせる、ピアノのシーンは微笑ましいし、感動をも覚えました。

ラストも上手くまとめられていて期待を超える作品でした。
柴犬

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