ゆきだる

ビッグのゆきだるのレビュー・感想・評価

ビッグ(1988年製作の映画)
4.8
あなたにとって大切なものは何か。

子供の時はなんだった?
大人になった今はどう?
楽しいなら楽しい、悲しいなら悲しい自分の心に嘘ついて生きてないかな?
子供の頃はあんなに素直に生きていたのに。
なーんてセンチな事になる映画。

子供は存外大人で。
大人は案外子供だ。

ジェットコースターに乗れずに恥ずかしい思いをした主人公のジョッシュが25セントを入れて願い事を叶えてもらうマシーンに大人になりたいと願った事がきっかけである朝に大人になってしまった。

それから親友のビリーと共にニューヨークへ行き、仕事を探し、おもちゃ会社に入社する。
トムハンクスが見事に子供だ。
身なりは大人なのに中身が子供だから大人の常識は通じるわけもなく。
そこで出てくる台詞たちに気付かされる私たち。

しかし、こんなにトントン拍子に物事が進むのは映画だからであって現実ではそうは上手くいかないとも思ってしまうのが、悪い所なのか。

この映画も何度見ても良いですね。
皆さんのレビューに書いてある通り子供の頃に見てるとまた違う楽しみ方も出来たのかも。
ゆきだる

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