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南部の唄のSのレビュー・感想・評価

南部の唄(1946年製作の映画)
3.7
差別的描写のせいで規制されているのかと思いきや、その逆で差別が無かったかのように描かれているから問題になってるんだね。
内容自体はディズニーの十八番である実写とアニメの融合なのだが、この時代にこのレベルの映像が作れるのかと驚かされる。
劇中のお話は訓話みたいなもので、おじさんが作ったおとぎ話なんだろう、なんてメタっぽく斜に構えていたら、それを見透かしたかのようなラストの展開で胸が熱くなった。
この作品をひた隠しにすることは結局差別があったことから目を背けることと本質的には変わらない気がするし、割り切って考えた方が良いと思うなあって。
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