リリイ・シュシュを思い出すような映画というのが初めの印象。
狭苦しい感じがしんどかった。世界観に慣れるのか、映画としてのメッセージが強すぎるだけなのか不安になるけど引き込まれていく。切り替わりが激しいので混乱するかもしれないけど、どこまで現実的なのが好みなところかな。
おかしいと思えけど、あの当時ならあれが正しいと思うのちゃうかなと。偏ってしまうけど、考え方としては今でも思っているようなこと、想像を映像化している?青春だからこそ。
救ってもらえたけど救いようのない話。出してくれたのに自分はどしてあげられずに価値を見出していく。しんどい。
紬の行動一つ一つが危なかっかしく、絡まっていくのが辛くなってくる。この年代特有。
カメラの取り合い、写真、回想どれも良かった。
痛み、苦しさない方がいいのか。ちょっと卒論のヒントになりそうかなと。
選択するけど、結局は大切なものは何かを少し考えさせられるような映画。