少女邂逅の作品情報・感想・評価・動画配信

「少女邂逅」に投稿された感想・評価

めつ

めつの感想・評価

3.5
少女たちの瑞々しさと、少女故にどうにもならない世界の窮屈さを描き出す、刹那的で美しい映画。

紬はミユリを助け出してくれるヒーローのようで、実はミユリに手を差し伸べることでどうにもならない自分の人生から飛び立ちたいと祈りをこめていた哀しい少女。
いじめや両親の不仲といった、ままならないミユリの人生の中に突然現れた非日常、異分子のような紬。彼女はミユリの手を取って、鬱々とした日常からキラキラとした紬の世界へ連れ出してくれた。
でもそのキラキラした世界は、紬が自らを守る為に「こうだったらいいのに」と祈りをこめて作り出した世界。それは、どこか危うげで現実感がない。

紬がなぜこんなにも危うげで非日常的なのかは最後に明かされるが、それはとても悲しく、やり切れない事実だった。が、同時に彼女のふわふわとした地に足をつけていない生き方が納得できる理由だった。

思春期を生きる二人の少女の繊細で共依存的な関係を美しく描き出した作品で、主演の少女二人の「子供と大人の間で揺れ動く」美しさや密やかな雰囲気を味わえる映画。少女の頃にしか浸れない独特の空気感を見事に描き出していて、過ぎた日のことを思い出しては胸が締め付けられた。エンディングの曲も映画の雰囲気に合っていて、見終わったあとの余韻を残してくれる。

一人でまったりしたい時に、見るにはとても良い映画。
彼氏や家族と一緒に見るには向かないけど。
誰かの一本になれたら、そんな素敵なことはなかなか無いから羨ましいよね
shiomi

shiomiの感想・評価

-
普通の人生と自分で選んだ人生どっちがいいっていうのが若さゆえの発言でとても素敵ですね 駄菓子を盗むシーンが好き
私が青春だった時人とのコミュニケーションとか分かり合うとかそういうのに、フォーカスをおいてなかったのでこの作品とは分かり合えなかった。
モトーラちゃん演じるツムギはカッコよくもないし可愛くもないし特別でもない。
2人で沖縄に行く未来を私は観たかったなあ。
モトーラちゃんの声のトーンとか表情とかめちゃくちゃ流行だな。
あのとき何で助けてくれなかったの?
の夢のところ、どうしようもなくて辛い。

蚕と邂逅とかけている?

モトーラちゃんの独特な雰囲気すごい。
合わなかった…
淡くて儚くて切ないかんじを出したい
という狙いは分かるが展開が急すぎるのと
わざとらしすぎる演出が目立った。
蚕の授業どんだけやんねん…!
2人とも本当に綺麗だった…
蒼波純だと思ってずっと見てたら違う子だった()

担任の先生が清潔感なくて無理だった🤮
haruka

harukaの感想・評価

3.5
「少女」特有の危うさを、主演の2人が見事に演じており、その魅力に吸い込まれるようだった。

うまく立ち回る方法も、感情をコントロールする術も知らない彼女たちは、繊細ゆえに不意に傷つけてしまったり、優しいゆえに傷つけてしまったことに傷ついたり、はたまた自らの殻にとじこもってみたり、どうしたらいいのかわからず(どうしたいのかわからず)振り回されたまま、人との関係さえ脆く変化していく残酷さがある。田舎の小さな街、家族、学校という狭い箱のなかで、広い世界に憧れ、息苦しさを感じながらもただ呼吸を繰り返す。目に見える世界で精一杯で、少し横や斜めにある世界にまで目は届かない。

そんな「少女」が私にもあったなあと回想しながら、「少女」たちにどうしようもなく惹きつけられてしまう私は、大人になってしまったんだなあと感じる。

「長生きしないから、虫には痛覚がない。痛みを感じる必要もない。」「蚕は大人になったら飛べない蛾になる。」云々の台詞が、生きる意味ってあるの?生きている価値あるの?と葛藤する少女たちの心情を象徴しているようだった。

何度も見て味わいたい作品。(監督は同い年だというから驚き。)
るるこ

るるこの感想・評価

3.4
邂逅「思いがけなく出会うこと、巡り合い」

タイトルに込められてる思いが伝わった。
かわいくて繊細な女の子が心を通わせたり通わせなかったりする話

途中から少し長く感じたけれど、それだけ必要だったのか必要じゃなかったのか、きっと人による。

最初の方電話ボックスと最後の方ベンチの2人が好き。

元いじめっ子は、なんかそれっぽい事言ってるけど、それっぽいこと言ってるだけにみえた。「狭い世界にしかいられないわたしつらい」
みたいな一昨年くらいのわたしみたいなの感じで勝手に恥ずかしくなった。
>|