目の前に広がる世界が全てだった
それはとても小さいけれど
それが全てだった
勇気はなくとも
心の痛みは確かにあった
人によって傷つき
人によって救われる
あの頃が感情的だったのか
いや、今も変わらないと思う
そんなことを繰り返しながら
今わたしはここにいる
その確率もまた一つの奇跡
夢か現実か、鮮明にはならない不安定で不思議な雰囲気が印象的でした。主人公の心の迷いや葛藤が伝わってきます。
女子高校生を経験したことはないけど、ほんの些細なことで、あるいは理由すらもわからず、友達との関係が変化することだけはよくわかります。人間関係って不思議だし難しい。。。
でもだからといって、誰かのためになることだけが価値だなんて思いたくない。
誰かを笑顔にしたことは、きっと自分の笑顔の種になってるんじゃないかな?
その関係が永遠じゃなくても、あの日共有した喜びは、きっと自分史に残る。
そしてこれからもきっと作っていけると信じていきたい。