原題:Wander Wheel.
ゲキシネを観てるみたいだった。
舞台にしたらまた面白ろそ。
ポスターの通りの光の使い方が非現実的で綺麗で、背景が夢の中みたい。
起こってることはメロドラマそのもので、普通の映画なら重い、で終わるんだろうけど、音楽(その時代そのものの多幸感)や光に救われて、更にカメラワークで客観視できるからか、クスッと笑えるところが沢山あった。
当人は必死なのに、周りから眺めたら滑稽。
ケイトの切れっぷり、ラストのぶっ飛びっぷりが最高でした。
会話と気持ちが全く噛み合ってないシーンとか、芝居としてやろうとしたらすっごく難しいだろうなぁ。でもこういう痛過ぎる女、演ったら楽しいだろうなぁ。
そして夫婦って、あんなぐっちゃんぐっちゃんになっても、行き場がないとか、最後に頼れるのはお互いだけだったりとかで、何だかんだ元に戻って行くことが出来てしまうんだろうなぁ。
それが一番Wander。。。