このレビューはネタバレを含みます
余命幾ばくも無い父
そんな悩みを抱える息子ジェームズの元へ
絶縁状態だった母の死の知らせが届く。
疎遠だった母が残した遺産の中から彼が選び譲り受けたのは
幼少期、両親と共に過ごした屋敷だった。
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ネタバレになるので
↓ 作品が気になる方は閲覧しない方がいいです。 ↓
半分に裂かれた幼い頃の写真と不気味な落書き
屋敷には立ち入ってはいけない…という母が残した手紙。
花柄の照明、切ない音楽の中
フワッと回転するワンピースや
木々の中に佇む梟などセンスある映像と雰囲気
この作品が放つ雰囲気は楽しめましたが
ストーリーに趣をおくというより映像美重視。
脚本そのものはホラー色濃い目で、かなり好みだったので
ホラーに重点をおいた他の方が撮影したこの作品を観たい。