「出落ちが強すぎて」
ストーリーはよくあるもの。
幼少期の悲惨な体験から、なんやかんやで殺人マシンとして育てられた女性が、これまたなんやかんやで国お抱え?の殺し屋として暗躍する中で、トラウマになった過去が絡んでくるという展開。
アクションシーンのカメラワークと画作りが独特でおもしろい。
POVやそれに近いカメラワークが多いので、苦手な人は酔うかも。私もそんなに得意ではないので少し酔った。
ただし、見所のアクションシーンは最初の1人でビル突入からの100人?狩りで最高潮であとは尻すぼみ。
中盤は平凡なストーリーのドラマパートだけでアクションはほぼ無し。一息いれるにはちょうどいいけど。
終盤に怒涛のアクションか?と思ったが、オープニングほどでもなく。期待しただけに残念。
ただ、オープニングのPOV殺りまくりシーンは斬新かつスピーディーで、ギリギリのところで攻撃をかわしながら殺っていく展開は観ていて興奮するので、ここだけでも見る価値はある。星3.5