フェアにアンフェア

囚われた国家のフェアにアンフェアのレビュー・感想・評価

囚われた国家(2019年製作の映画)
2.7
アメリカが自爆テロを行う側になるという社会派映画。説明を極力排した質実な作りでユーザーフレンドリーに著しくかける作品。あくまでもただのSFアクションとは違うのですよと言いたいのだろう。

この時点で他人の映画からわかりにくいてーまや良さを拾ったりはできない人なんだろうと思う。

ミステリー要素が強くどんでん返しもあるが、あくまで自分ありきで客観性にかける作品で独りよがり。簡単にいうと素直に驚かしたりして楽しませてくれない。ストーリーや構造は面白いし演技も良いのに監督のスタイルが全てに優先されている。

高尚ではあるが公平ではなく、高潔なようでいてその実は不遜な反抗期でしかない。