エメチン

囚われた国家のエメチンのネタバレレビュー・内容・結末

囚われた国家(2019年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

スタジアム爆破後に首謀者を駐車場で襲うシーンの統治者が動物っぽい動き方であまり知性が感じられず、『シン・ウルトラマン』における外星人のように物理的暴力ではなくポリティカルなやり方で人類を支配したという説得力がなく、どちらかといえば中盤のバスのシーンで出てくるハンターの方が頭が良さそうだった。ただ統治者のウニみたいに変化するビジュアルは面白かったのでその点は好みで、映画が始まってすぐのトンネルでの襲撃シーンはわかりやすくSFホラー的でワクワクした。スタジアムでの作戦実行のくだりはチームスパイモノみたいで楽しかったが、全体的に暗いシーンが多く何をしているのかがわかりにくいのが残念。
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