イワシ

囚われた国家のイワシのレビュー・感想・評価

囚われた国家(2019年製作の映画)
3.9
レジスタンスのメンバーがメッセージを受け取ってからスタジアムでの破壊工作が実行されるまでの的確な演出が素晴らしい。セリフは最低限で視線と行動によってサスペンスを醸成されていく様子は『パララックス・ビュー』を連想した。ジョン・グッドマンがおいしい役だった。

アシュトン・サンダースは序盤で拳銃を隠し後半でそれを手に取るのだが発砲は描かれず抵抗運動から除外されたままなのかと思ったら、エンドタイトルで「マッチをこすった」ことが示唆され、しかもそれが『猿の惑星:創世記』のセルフオマージュだったので超興奮した。
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