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囚われた国家のtokucinemaのネタバレレビュー・内容・結末

囚われた国家(2019年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

SF🛸 × 監視社会🔍をうまく混ぜ合わせた社会派スリラー
もしも現実の世界で、ここでのエイリアン並みの圧倒的支配者が台頭し、市民が監視される事態になったらを巧みに想定して作られた映画やと思った。

あえてエイリアンとの戦いに重きを置かず、暴動(テロ)を起こすまでの過程、反乱の芽を摘む側による監視の2つの軸に沿って展開することで、他のエイリアン映画とは一線を画し、シナリオの深みを増すよう。

近年、政府・組織の行き過ぎた監視が問題となっている。
携帯端末の普及により、ユビキタス社会になって誰でも発信できる環境になった分、逆も然りで個人の媒体に不正にアクセスできたり、至る所に防犯カメラを設置する。
もちろん犯罪率低下に貢献していることは承知だが、国や地域によっては統治側の便利なお目付役として機能する。

思想・発言・信条の自由が阻害される事態が着実に今の世界で起こっている。

近年の監視社会への警鐘を体現したかのような映画やった、、

ただ残念な点は予告でも出てきてた沖にそり立つ巨大ロボットが一度も稼働するシーンを見られなかった所…(笑)💦
パシフィックリム並みの活躍を期待してたのやけど😅

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