このレビューはネタバレを含みます
環境汚染が進む地球。
人類は人工生命体マリガンを生み出し、それを使って地下開発に着手しようとした。
しかしマリガンに自我が目覚め人類から独立。地下はマリガンによって完全に占拠されてしまう。
それから1600年後、ウイルスの蔓延によって激減した人口。
絶滅の危機に瀕した人類はマリガンの調査を始める。
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冒険と安定した生活を求め、危険な地下調査隊に志願した主人公。
主人公はペニスの長いマリガン個体を見つけ出し、DNAサンプルを持ち帰るはずだった。
しかし何も知らないマリガン達によって主人公の乗るポットが撃墜され、主人公の四肢はバラバラになってしまう。
死の寸前だった主人公。その頭部を地獄の三鬼神が拾い、マリガンの博士によってガラクタロボットに移植されたことで一命を取り留める。
人間である主人公は三鬼神から「カミサマ」と呼ばれるが、友好的な彼らからはぐれて大変な目に遭ってしまう。
日本人による完成度の高いストップモーションアニメ。
マリガンといっても色々な個体がいる。
ポップでユーモラスな地獄の三鬼神、
知能と頭部が発達した博士、
グロテスクで凶暴なマリガン虫、
手のつけられない獣のようなマリガン、
マリガンにとっての食糧となる肉を生やし続けるクノコ。
完全に出来上がってる世界観とデザイン、刺激が強いがどこかのんびりとしているストーリーに魅了される。
長いペニスだと思っていたものは換毛期のマリガンの尻尾だという。
三鬼神のうち2人が死んでしまったのは本当に悲しかった。
最後ここで終わるのかあ…と思ったけど、どうやら3部作の1作目らしいし2作目の公開も決まってる。
人生の楽しみが増えてありがたい。
