キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれた2人の少女を主人公に、美醜をめぐる人間の業を描いた映画です。
人間の持つ優越感と劣等感を主人公二人をとおしてこれでもかと見せつけられる映画でした。
累という少女の哀しい性が見ていてとても辛かったです。
優越感、劣等感、願望、執着、嫉妬、葛藤など観ている私の感情がえぐられる感じがしました。
優越感と劣等感が時がつれだんだん逆転していく様子が観ている側を惹き付けていく映画でした。
とにかくお二人の演技が素晴らしかったです。
キスをして対照的な二人が入れ替わる瞬間、魂が本当に入れ替わってるんじゃないのかと思えるほど、お二人の演技のスイッチが切り替わり、空気の流れが変わる感じがして、光と闇の深層心理を見事に表していて素晴らしい演技でした👏
一人二役やっているのに見事にこなしていて女優さんって凄いと思いました👏👏👏
最後にはどっちがどっちだか分からなくなるほどの演技力で圧巻でした👌
特に土屋太鳳さんってこんなに演技上手いんだぁと感心しました。
ラスト「サロメ」の舞台シーンを観てダンスや演技を含め演技力の高い女優さんだと思いました👏
この映画を観たら土屋太鳳さんのイメージが変わるほどの映画でした。
