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累 かさねのLeikopのネタバレレビュー・内容・結末

累 かさね(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

面白かった。見る前に確認したスコアがあんまりよくないから、期待しないで見たんだけど、悪くなかった。でも、スコアが伸びなかったのは最後かなぁ?とか思っちゃった。

ダブル主演のお二人、とてもよかった。
演技もすばらしくて引き込まれた。
まぁどちらも綺麗だから片方はもっと醜さを強調できるとよかったのかもなぁとは思う。

レビューみてたら浅野忠信役が何をしたかったのか?というよくわからんがど、あたし的には「自分が愛した?なのかなんなのかよくわからんが凄い女優ふちすけよ」をつくりたかったのかなと。だから、最初はたおちゃん寄りに感じるけど、よくよくは累が凄い女優になるように動いてるよね。とは言え、累の応援というよりかは、「ふちすけよ」が作りたいだけだから、温もりある応援やサポートではないし、無理矢理だよね。でも2人が自分自身で「そうしたい」と思うように一生懸命仕組んでる。

女優さんお二人とも、累とニナをよく理解して演技しているんだろうなーと思った。二人で話し合ったりとかしたのかなぁ。だって、2人の累とニナがどちらも同じような累とニナになっていたから。同じ累像とニナ像を演じてる感じが素晴らしいなと思った。

映画面白かったけどツッコミながら見てたw
「そんなに使ったら口紅もう無いやろ!」とか。
「初恋とっとと捨てるんかい!」とか。
「医者も関わってないのに5か月も寝てたら痩せこけとるやろ!」とか。
「母ちゃんが女拉致しとった場所、さすがにもっと腐っとるやろ」とか。
「オープンエンドかい!」とか。

口紅使った翌日には元通りの新品になってる…とか、
横山くんとの愛を大切にしている以上に役を演じなければ生きていけない累像を表現できるシーンをいれる…とか、
なんかこまけー所もちっと描いててほしかったかな。漫画が元だそうだけど、原作の方は描かれているのかな。
浅野忠信とふちすけよとの関係性とかさ…。そういうのがわかんないよね映画だと。

最後に、あたしの地域性かもしんないけど、
すけふちよ ってあまりないお名前だ…どうしてもこれがよかったのかな…。
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