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棒の哀しみ 後編のnori007のレビュー・感想・評価

棒の哀しみ 後編(2016年製作の映画)
3.5
北方作品を映像化するのに難しいのは、心情をどう表現するのか?だと思う。
その点、この主人公は独り言が多いキャラで伴っている。独り言が多いことでヤンキーどもに絡まれるシーンも上手い。そして組長に不測の事態が起こるのだが、それだけ組長が大きな存在だったという事が伺える。ラストはビックバジェットであったら壮絶なシーンになるところだけど、こればっかりは予算もあるし仕方ないでしょう。あとそうせざる負えない理由付けがもっと必要だったかと思う。
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