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ミスター・ノーバディのピエロのレビュー・感想・評価

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)
3.7
15歳のアンナ役の女優さんがシアーシャ•ローナンみたいで透き通ってて可愛い&尊い。

『私の生きたどの人生もが真実だ どの道も正しい道だった』

『人生には他のどんなことも起こり得ただろう それらには同等の意味があったはずだ』

『なぜ君は確信がもてる?自分が存在してると 君は存在していない 私もだ 私らは想像の産物でしかない』

人々が不死になった世界で
ただ1人寿命のある最後の人類"ニモ•ノーバディ"
死の間際に思い出される記憶は存在した記憶と存在し得たかもしれない出来事。いくつも枝分かれした選択肢の先にあり得たかもしれない
どの出来事が本当の記憶でどれが想像の出来事なのか分からないのにどれも実際に経験したかのように語る主人公が印象的だった。
すごいよね。宇宙とか火星とか話しに出てくるんだけど全く分からない。分からないからロマンがあって面白い。
導入の引き込み方がいい。
タトゥーだらけのドクターの前にいるのはヨボヨボの100歳越えの自分。動く新聞はハリー•ポッターに出てくる魔法のよう。
長い長い人生の記憶ーミスター•ノーバディー
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