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ミスター・ノーバディのxavierのレビュー・感想・評価

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)
2.5
人生の選択には意味がある…
2092年、科学の進歩で不死が可能となった世界で118歳のニモは唯一の命に限りある人間だった。ニモは記憶を辿り昔のことを思い出す。かつて9歳の少年だったニモの人生は母親についていくか父の元に残るかの選択によって決まったものだった…
ストーリーはこんな感じ。
すっかり忘れていたんだよね、この作品の監督"トト・ザ・ヒーロー"の監督だって…
"トト・ザ・ヒーロー"はジャケ写からは想像出来ないブッ飛んだ作品だったが、今回の作品もなかなかのもの。
まずニモという爺さんが語る過去の話しが
訳が分からない。3人の女性との話を語るんだけど、どれが本当の過去の話なのか、さっぱり解らない。多分、本当の過去の話は両親が別れる事になり、どっちかについていく事になった話だけだろう。
父を置き去りにして母親について行ったのか、それとも父を残して行くのが忍びなく父の元に残ったのかは定かではないんだけどね。だから途中でどれがホントの過去の話なのか考えるのは止めたんだよね。
だって考えるだけ無駄だから…
それに伝えたいメッセージも゙なさそうだったしね。多分、色んなものを観せて個々で感じてくださいって事なのかもね。
だから好き嫌いもハッキリ分かれるんだろうね。他のサイトのレビューをちょこっと観たけど絶賛してるものもあったし、ボロクソに書かれてるレビューもあったしね。
個人的にはボロクソとまではいかないにしろ面白くはなかったかな。
ニモの事を記事にしようとした記者がニモの話に困惑してたように大半の観客はこの記者と同じ気持ちだったろうしね。
まぁ、それを自虐的に描いたところは面白いとは思ったけどね。

何故か、この監督の作品は"8日目"以外観てるんだよね。
で気付いたのが、この監督映画をとる度にだんだん普通になってきてる感じ。
監督の最新作…と言っても7年前の作品なんだけど"神様メール"は面白かったもんな
相変わらず発想はブッ飛んでいたけど…
次回作は意外に名作になるような作品を作るかも
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