けい

フラットライナーズのけいのレビュー・感想・評価

フラットライナーズ(2017年製作の映画)
3.2
「人は死んだらどうなるのか?」ということに興味を抱いた医学生のコートニーは、自らが実験台となり心臓を止めて1分後に蘇生させる臨死実験の協力を仲間に持ちかける。死後の世界を体験して生き返ったコートニーは、一度読んだ医学書を細部まで記憶するなど超常的な能力を発揮。覚醒した彼女を見た仲間たちは競って実験台となり、心臓の停止時間を徐々に延ばしていくが。




ストーリーに一貫性がないように感じられる。最初は臨床体験を医学生であるコート二ーを筆頭に順番に体験していき、脳が覚醒し記憶力などの能力が向上するなどの作用があった。ここまでは臨書体験をひとりひとりが行う際に蘇生までの流れがリアルで緊張感があってよかったが、中盤から終盤になるにつれて、臨床体験を行った4人には過去に家族や患者を故意ではないが殺してしまったり、友人を傷つけたという過去があり、臨床体験を行ったことを機に今まで胸の中に潜めていた罪悪感が幻覚として表れホラー要素を交えながら徐々に彼女たちを追い詰めて行き、コートニーはその幻覚に追い込まれ亡くなってしまう。彼女の死をきっかけに他の学生は過去の罪を償っていく。最後はコートニーに乾杯🍻とさすがに可哀想すぎる結末。
前半と変わって後半は退屈すぎて見てられなかった。

設定は好きだったんだけどストーリーの構成がいまいち。せっかくなら死後の世界をもっと表現してほしかった。
けい

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