ねこ

ウォーキング・ウィズ・エネミー / ナチスになりすました男のねこのレビュー・感想・評価

3.6
🎥サラの鍵(フランス)
🎥黄金のアデーレ(オーストリア)
🎥ブラックブック(オランダ)
🎥コルチャック先生(ポーランド)
🎥ヒトラーの忘れもの(デンマーク)
🎥ライフイズビューティフル(イタリア)
などなど…
この時代、ヨーロッパ各国に及んだナチスの恐怖

自分の命を守るべきか、人としてなすべきことを貫き通すか、究極の選択を迫られる人も大勢いただろう
あまりにも巨大で想像すらできないほどの悪を前に、後者を選ぶことは勇気と言う言葉では表現しきれない崇高な行いだと思う
本作の首相やスイス領事の姿に、改めてそう思わずにはいられなかった

主人公の行動は無謀ではあるが、そのお陰で数多の命が救われ、その命たちから次の命が生まれ連鎖していく事を思うと、何と立派なことであったか

彼が生きて、その後の人生を全うしてくれたことにただただ感謝

(それにしてもタイトル、いまいちな気がする…)
ねこ

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