ウォーキング・ウィズ・エネミー / ナチスになりすました男の作品情報・感想・評価

「ウォーキング・ウィズ・エネミー / ナチスになりすました男」に投稿された感想・評価

はま

はまの感想・評価

2.0
こちらもWOWOWの戦争特集。
しかしながらこっちは私に合わなかった…
冒頭からどことなく感じるB級臭を振り払いながら鑑賞してましたが、あまりにクサすぎる展開に途中で降参でした。
いや、映画自体は最後まで観てますよ、ちゃんと。

ドイツと連合国との間で戦禍に巻き込まれていたハンガリーを舞台に、ユダヤ人を救うためナチスになりすました男のお話。

実在の人物(ピンチャス・ローゼンバウム氏)をモデルにしているとのことで、調べてみたけど日本語ページが見つからない。
英語名で調べて初めて引っかかりましたが、ザックリ「矢十字を身につけ敵を欺き、多くのユダヤ人を救った」ぐらいしか書いてなくて具体的なエピソードがあまりない…

なぜ私がここまで彼の存在に懐疑的なのかというと、この映画がなんともウソくさく感じるからです。
これが本当だったとしても、逆にピンチャス氏を祀り上げすぎて失礼に値するのでは…?とまで思ってしまった始末。
それぐらいかなりのヒロイズム溢れてました(悪い意味で)

ベン・キングスレーも出てるし、駄作なわけでもないけど、戦闘シーンも微妙にCGが残念だったりして時々(かなり)引っかかります。
…ここでは案外高評価なのでこんなこと思ってるのは私だけかもしれないですけど。


最後の最後もナンダカナー。
かっこいいのはいいんだけど、リアルがあって初めてかっこいいが成り立ってかっこいいって思えるんだなーって
日本語難しいけどそんな感じです。
ぶん

ぶんの感想・評価

3.3
ユダヤ人を救っていた人がここにも居たんですねぇ~。

数あるホロコースト映画ですが、同じような内容でも感情の入り方が深かったり薄かったり。

この作品は内容は濃いのに早い印象。
ググッと込み上げるものがなかったのはこのせいでしょうか

ただハンガリーとドイツとの関係性が詳しくて興味あるものになってました。
これも実話と知り驚いた。こんなことあるんだな。勇敢だよ、主人公は。最後良かったーってなった!
ひろし

ひろしの感想・評価

3.0
第二次世界大戦の東欧の国々はナチスドイツ、ソ連、連合軍、西側諸国に翻弄されて大変な時代だったんだなと感慨深かった。
第2次世界大戦末期、ハンガリーに住むユダヤ人をホロコーストから数千人を救った、ピンチャスローゼンバウムの実話を基にした映画。

ステキな作品の一つだと思います。
映画の展開としても泣きそうになりました。

史実を背景に展開されますが、こういったハンガリーのものは把握しておらず、適当な言葉が出てこないほどホロコーストの残虐さを改めて感じました。

また彼は、実際と映画との差異はあれど、自分自身及びユダヤ人の即死と隣合わせのハイリスクの中遂行していたのだと容易に想像できます。これは映画が的確にかつわかりやすく描いてくれたからでしょう。

ベンキングスレーとバーンゴーマンくらいしか知りませんでしたが、こんなにレビューが少ないということはほとんど知られていないのか、世間が興味ないのでしょうか。もっと多くの方に見ていただきたいですね。

とても楽しめたのですが唯一残念な点としては、バーンゴーマンがあまりにも流暢な英語(米語寄り?)話すのでリアリティに欠けました。SSの長官を演じるならドイツ語もしくは訛ってて欲しかったです。外交時は英語で理解できますが…。ちなみに彼の表情で語る演技や独特の喋りは大好きです。この映画の役柄と照らし合わせた時に、という意味で残念です。

他の出演者たちは、皆話す英語が訛りがあったりドイツ語を話すのでリアリティがありました。
なりすまして助けるなんて、相当運が良くないと、それに度胸も。こんな人もいたんだと知った映画。
その当時のドイツの卑劣さに憤る。
ちなみに助けられた人々が住む生活も苦しかったろうなぁと、トイレとか。
Rurimi

Rurimiの感想・評価

4.0
当時いろんな立場の人がそれぞれの方法で一人でも多くのユダヤ人を助けようとしたんだろうけど、そのうちの一人の話。
ユダヤ人がドイツ軍の軍服を着てるだけなのにけっこう大胆な行動をとるのでバレやしないかとハラハラする!そして相変わらずのナチスの鬼畜っぷり。
ナチス時代。ハンガリーのユダヤ人の話です。黄色い星(ユダヤ人のマーク)を付けた洋服を着て歩くユダヤ人の姿がとても悲しかった。ユダヤ人迫害の映画は他と比べられない悲しさがある。
torakage

torakageの感想・評価

3.3
二次大戦末期のハンガリー。ナチスの侵攻により迫害されるユダヤ人を、何とか救おうとナチスの制服を着てドイツ軍になり済まし行動するユダヤ人の青年。実話ベースだが映画としては一つひとつのエピソードがサラッとして少々物足りない印象。
話は感動的な勇気ある行動について重点がおかれており
ラストもハッピーエンドになっています
それはそれでいいですが
現実の重さに対して、このドラマは少し物足りないかもしれません

ただ珍しいのがハンガリーの矢十字党についての描写が多いところです
ナチスドイツの蛮行について描かれた映画はたくさんありますが矢十字党についての映画は少ないのではないでしょうか

ハンガリーは第二次大戦中、親ナチスドイツの政党が権力を握りました
ハンガリー人もユダヤ人を排斥し、ナチスドイツもユダヤ人を排斥しました
ハンガリー政権とナチスドイツの間に微妙な力関係があり
その隙を利用してハンガリーのユダヤ人はナチス兵に変装し収容所に送ると見せかけて出国させ同胞を救いました

しかしユダヤ人を心の底から憎んでいるハンガリー人兵が偏執的な思いでユダヤ人を殺すシーンがあります
今でいうヘイトクライムです
狂気がひょっこり顔を出します

感動的な救出話だけではなく、こちらの方にも力点を置いた方が映画としてはリアルなのではないかと思われました

矢十字党の人間は戦後裁かれたことが手短かに語られます
日本はどうだったかと思わずにはいられませんでした
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