近藤真弥

クワイエット・プレイスの近藤真弥のレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
4.0
凶暴なクリーチャーにエンパワーメントして立ち向かう家族という構図は、物語に関する説明がまったくないこともあり、さまざまな表象を重ねられる。地獄のようなこの世界で子育てをすることの大変さや(監督を務めたクラシンスキーの実体験)、抑圧に苦しむ社会的弱者などなど。ラストの“ガチャ!”まで保たれる緊張感は優れた演出の賜物。
近藤真弥

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