ajinoriman

クワイエット・プレイスのajinorimanのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.2
伏線と設定が上手く演出に噛み合っていて良い映画だと思います。
「音を立てたらしぬ→手話でコミュニケーションを取らなければならない」
これが上手く活かされていて、ラストらへんは感動しました。

家族物の良い映画として評価できますが、色々と矛盾点が引っかかって、スッキリとしなかったというところがあり、勿体無かったなぁって。
それが高得点まで伸びなかった点だと思います。

例えばあの怪物にそこまで人類がやられますかね?
なんかアイツ弱点だらけな気がして。。
音を出しちゃダメだったら、防音施設で暮らせばいいと思うし。

あと最初の男の子のシーンが不謹慎にもちょっと滑稽に見えてしまいまして。。
ワンチャン イケるっしょみたいな、チャラい感じが凄いしました。

シュールさを感じてしまうほどにとても堂々としていて、そのシーンが頭にこびりついてます。

そこから僕は刃牙だったら、あそこはこう切り抜けるんじゃないかといった全然関係ない妄想をしてしまって、正直集中出来ませんでした。

僕の妄想だと不敵な笑みを浮かべながら、音を鳴らして、襲って来たところを飛んで躱して、カウンターのソバットで延髄蹴りですかね。
んで、装甲が硬いことを知ったら、チョークスリーパーに持ち込んで頭の装甲を剥がして、剥き出しにした鼓膜に拳を突き入れて倒すって感じですね。
人間大のカマキリより弱いと思います。

とりあえずピクルよりは確実に弱いと考えてます。
でもたぶん加藤はしぬ。

なんだこりゃ。

とりあえず最初の男の子のシーンを難なくスルーできたら、独特な世界観に入り込めると思います。
信じてくれるか分からないですけど、おススメです。
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