『Day1』の公開が近いということで、復習鑑賞。
劇場公開時は映画館で見た。
「音を立てたらいけない」という特殊なんだけれども、分かりやすいルール。そんな世界でのある家族の一大イベントを描いている。
音を立てないというルールが終始、緊張感を生んでおり、特殊なこの世界での生活を少しでも観客に体感させるように作られている。また、音を立ててはいけないとは言っても、目立たないようにすればOKで音楽や会話の文化がなくなったわけではない。音楽をイヤホンで楽しむシーンや発声しての会話のシーンは、緊張感に満ちたシーンとは対照的になっていて、映画館で見たときに印象深く思った記憶がある。
ここまでも述べたように、「音」がかなり鍵を握る物語なので、映画館のような考えつくされた音響環境で鑑賞するうまみが多いにある作品だったと再認識した。
キリアン・マーフィが出演しているという『2』も見てみようと思う。