しましま

クワイエット・プレイスのしましまのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.0
1年半ぶりのアマプラ復帰!

記念すべきその一本目は前から気になっていた今作。

「音(声)を出してはいけない」という制約はSFホラーとしては斬新で面白いとは思う。緊迫感もあり、終始高地にいるような息苦しさを味わえた。
が、クリーチャーがショットガン一発で死ぬような生命力なら近代科学や軍事力(それこそ軽装甲車あたり)で掃討出来るレベルだと思うのに、何であそこまで荒廃してしまったのか。主人公一家が世界トップクラスの軍事力を持っているなら納得するけど。
そしてこの状況下で妊娠出産はだいぶイカれてるし、乳幼児抱えてたら逃げれるものも逃げれず全滅必死だろ。「こういう世界だから新しい生命を」発想は悪くはないが、それで自分や家族が危険に晒されるのは本末転倒なのでは。

とは言えバイオハザード的なホラーとして考えればそれなりに楽しめる。
それにしても産まれたばかりの赤ん坊に酸素マスク付けて箱だか籠だかに入れてフタ閉めるとか鬼畜かよ、、これが一番のホラーだったわ。

あと裸足で釘踏むのは痛い。