Shun

クワイエット・プレイスのShunのレビュー・感想・評価

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)
3.7
音を立てたらダメ!すごい静かな緊張感のある映画です
映画見終わっても、音立てたらやばっ!て思ってしまいます


ちょっとでも音を立てたら怪物に襲われる!そんな世界で生きるひとつの家族の物語


・音を立てたらダメというルール
この映画の醍醐味はキャッチフレーズ通り音を立てたらほぼ即死ってとこです
登場人物はほとんど声を出せず、会話はほとんど手話になってます
BGMも控えめです
どうしても声を出しちゃいそうな状況や、音が出るものの存在がところどころにあって、常に緊張感があります

会話がないからこそ、登場人物の表情だけの演技が堪能出来る作品になってます
エミリープラントがやっぱ凄かったです!


・音を出さない生活
物語は怪物が現れてから82日後の世界から始まります
ある程度時が経ってて、音を出さないようにそれなりに工夫されてるのが面白かったです
地面に砂を引いたり、調理は燻製にしたり、他にももしかしたらいろいろあったかもしれません

世界観が確立されてて、あまり説明がないのが好印象でした!


・怪物のデザイン
怪物のデザインがちょっとエイリアンぽいです笑
数々の映画のクリーチャーに影響を与えた「エイリアン」という映画は凄いなと改めて思いました
ありそうな設定の怪物ですが、ここまでひとつの映画として深堀されてるのは初めてだったと思います


続編はどうなるんでしょうか
あの状況から映画1本分の尺で何をするのか、、
楽しみです
Shun

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