oukayuka

ある女流作家の罪と罰のoukayukaのレビュー・感想・評価

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)
3.2
原作は自伝なのでほぼ実話に基づいている。主人公は売れない伝記作家だが、仕事をクビになって生活に困り、ひょんなことからやってみたインチキがうまくいったため、継続的に犯罪に手を染めることになる。それは著名作家の私的な手紙を偽造して古物商に売ること。実際に捕まるまで200通以上の書簡を偽造したらしい。

主人公は性格も口も見た目も悪く、汚部屋に住み、飲んだくれでプライドだけは高く、どこにも正当化できるところがない。本なら許されるだろうが、映画で2時間これを見るのはきつい。でもこうして映画化されたのだから自伝は売れたのだろうし、たくましく生きれててよかったのでは。
oukayuka

oukayuka