なすび

ある女流作家の罪と罰のなすびのレビュー・感想・評価

ある女流作家の罪と罰(2018年製作の映画)
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なんかこう、最終的にいい感じにまとめあげていい話に仕立て上げてほっこり的な雰囲気がどうも気に食わない。日常にスパイスが足りない人向けの、ちょっとスリリングな話、みたいな消費される気ムンムンな感じ…(私の性根曲がりすぎ?)
最初のおばさんの惨めな暮らしぶりとか性格の悪さとか描写の方が胸に刺さった、51歳ぼろぼろおばさんパートナー無し友だち無し実力無し職もなくし家賃も払えずドン底生活っぷり。

リチャードEグラントがあらま素敵!ヒューグラントのお兄さんというだけでときめいてしまうのに、ジェフリーラッシュにも激似!イギリス訛りラブ❤️

死んだ猫抱き抱えてるシーンけっこう物語上感情が荒れる大事なとこなはずなのにあまりにも人形すぎて、ガン萎えした。もう私も大人だからそりゃほんとの死体使うわけないってわかるけどさ…それにしてもあれはひどい…バジリスクによって石にされたクルックシャンクスじゃないんだから…

とにかく金!金の切れ目は人の切れ目!金があれば人に優しくできる!でもチート絶対だめ!がんばって生きような!!自分への戒め。。

山崎まどか2019年女子映画(?)ベストより
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