つ

四月の永い夢のつのレビュー・感想・評価

四月の永い夢(2017年製作の映画)
5.0
めちゃくちゃ良かった。死ぬかと思った。
妙に感情移入して観てしまったせいもあり、全然何でもないようなシーンで涙が止まらなくて大変だった。
電車の窓から見える田舎の風景や、馴染み深い国立駅の街並み、リアルで野暮ったい台詞や仕草、そのどれもひとつひとつが良かった。特にラストシーンからエンドロールへの流れが本当に素晴らしく、劇中の台詞を思い返して「ああ…あああ…」となる(わたしの語彙力では表現できない)。
「手大きいの嫌なんだよね」「ふ〜ん」というただそれだけの会話が忘れられない。
つ