四月の永い夢の作品情報・感想・評価

「四月の永い夢」に投稿された感想・評価

透き通るような朝倉あきさんがピッタリ〜!なんていうか話す声がすごくいいですね。
ラジオでのラストシーンよかったです!!
moe

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3.4
主人公の初海は音楽教師を辞めて蕎麦屋でバイトをしていた。
変わらない日常。いらっしゃいませ。
1通の手紙が届く。。
彼女の心は揺らぐ。。
3年前に亡くなった彼からの手紙。。

初海はラジオ📻を聴き扇風機も勉強机も昭和のようなレトロ感。
わたしはスマホの存在を見て、あっ、現代なんだと気付いたくらい、話し方や仕草や雰囲気、後、初海に求愛する手ぬぐい職人の青年も、古めかしく、戦後のような会話、距離感、逆にドキドキしました。

亡くなった彼の部屋、両親はまるで時が止まってるかのような、、凄く温度差を感じてしまいました。。
田舎を歩く姿、彼女(初海)の浴衣姿、全てにおいて絵になるような、古風ある日本の姿のようで見習いたいような、なりたいような(無理)そんな惹きつけられる魅力ある人でした。
古風な凛とした雰囲気と
影のある感じが
より一層彼女の魅力を
引き出してるんやろな。
「静かにきれい」
そんな言葉がよく似合う。
slow

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4.5
あなたが包んでくれた手は、今もまだ、恥ずかしそうにここにある。そんなことを思うのは、いつ以来だろう。過ぎ去った日々。戻らないはずの時間。蘇る瞬き。それは、あなたとわたしの見た景色。四月の永い夢。

主演を務めた朝倉あきが『かぐや姫の物語』で声優を務めていたからというわけではないけれど、本作から受けた印象は高畑勲的な世界。人の美しさと懐かしさと恐ろしさをカケアミで丁寧に表現したような、男女の会話など『おもひでぽろぽろ』を想起させたし、語尾が吐息まじりになる朝倉あきの声が妙にクセになった。音楽も素晴らしい。イタリア映画音楽を思わせる情感もありつつ、しかしながら感動を押し売るわけでもなく。満たしては引いていく呼吸のように、晩春の、あるいは初夏の鮮やかな光を優しく表現していた。

夢は思いもよらぬタイミングで覚めるもの。その時、必要になるものは、同じ景色を歩く人と、そのための赤い靴なのかもしれない。
joker

jokerの感想・評価

3.0
全体的な雰囲気は好み。

でも少し長く感じた。

主演の彼女がキレイだった。
n

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4.1
1つ1つの台詞がスーッと心に染み込んでくる感覚が心地よい。中川龍太郎監督は詩人としても活動してると知って納得。あとラジオと手紙はずるい、泣ける。久々に朝倉あきさんの演技を観たけど変わらず素敵でした。
pyumimi

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1.5
途中で挫折。
銭湯とボロいけどお洒落なアパート。
静かな邦画あるある。
主人公は透明感があって美人さんでした。
てか、手ぬぐい作るのってけっこう大変そうなんだなー。
kaname

kanameの感想・評価

3.0
大切な人を亡くした喪失感を抱えたまま生きる女性が、様々な人との出会いを通して人生を再生させていく様を描いた物語。

動きが少なく特にドラマチックな事も起こらない…実に見やすい薄味の内容w

暑すぎず、涼しすぎず、絶妙な温度を感じさせてくれる心地の良い映画だったなぁと。
NAOKI

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3.6
気に入らねぇな…

人というのは面白い…
一本の同じ映画を観て…片方は「面白かった…良かった」もう片方が「気に入らねぇ…つまんなかった」
そして両方が誉めたり貶したりしてるポイントが同じだったりする。
人って面白い。

ゼンさんは駅裏の路地で小さな飯屋をやってる男でもう長年おれの映画友達だ。
客であるおれと暗黙のルールがいつの間にか出来ていて…お互いのプライベートに関してはほとんど触れず店以外で会うこともない。おれが飯を食いにいってただ映画談義に花を咲かせるだけの友達…

二人ともこの「四月の永い夢」を観たのだけど…
「いい映画だったな」
誉めるゼンさんにおれが逆らって意見を言う。
「いい映画だとは思うけど…何か気に入らねぇな」
「何でだよ…あきちゃん可愛いし映像は綺麗だし、いい日本映画だったじゃないか!」
「その…『いい映画でしょ』って問答無用で言わせる雰囲気が気に入らねぇ…この時代に手紙とラジオ…若い主人公が昼間に観に行く映画が『カサブランカ』で…彼女に思いを寄せる青年は手染めの手拭い職人…花火と浴衣…死んだ恋人と止まった時間…主題歌が赤い靴なんて…なんか…思いっきり怪しいじゃん」
「それ全部…この映画のいいところじゃないか…なに言ってんの?…ひとりの女性の喪失と再生の物語だよ」
「喪失と再生なんて中学のときから村上春樹で勉強済みだぁ…この映画は何か美しすぎて気に入らねぇ」
「そんなのただの難癖じゃねぇか?」
こんな感じでいつも楽しんでる。

ゼンさんとおれは映画の趣味が面白いように食い違い、女性の趣味も驚くほど違う。
お互いプライベートの話はしないと言ったがこの映画の話をしてて昔の「ゼンさんの恋」を思い出した。それはこの店で起こったことなのでおれはそれをたまたま目撃することになったのだ…
確かにリンコさんはこの映画の主人公・初海に似ていた…10年くらい前の話だ…

その二人は近くで一緒に暮らしているのかよくゼンさんの店に飯を食いに来た。
彼氏は悪役をやるときの北村一輝みたいで…爬虫類系だがいい男…彼女は清楚な感じの大人しそうな美しい女性…だった。

ゼンさんは「何であんな男にあんな女性が?」と言い、おれは「ああいう女性は割りとああいう男に惹かれるよな」と言う。

そのうち彼女は一人でこの店に来るようになった…
ゼンさんによると深夜に顔を腫らしてこの店に来て…どうやら酒に酔ったとかげ男に殴られたらしい…それから一人で来るようになったそうだ。

彼女の名前はリンコさん…
「あのとかげ男とは別れたらしいぜ」ゼンさんは声を潜めるようにおれに言った…

「どうせ…何かあったらいつでもこの店に逃げ込んで来ていいからね…とか言ったんだろ?」
「何で?見てたのか?」

「あの手の女性はゼンさんには無理じゃないかな?」
「お前はリンコさんを誤解してるよ…ほんとにいい子なんだよ」
惚れたな…と思った。

それから数日後…
おれがいるときにリンコさんが来た。今日…とかげ男の家に荷物を取りに行ってきた…と言うのだ。
ゼンさんは心配そうに…
「大丈夫だった?やつになんかされなかった?」
「あいつ…髭ボーボーで酔っぱらってひっくり返ってた…部屋はメチャクチャで酒瓶だらけで…私が出てからずっと飲んでるって」
「もう、あんなやつの所に近づいちゃダメだよ」
「うん、ありがとう…ゼンさん」

彼女の携帯が鳴った。

おれはとかげ男だなって直感した。
彼女は黙って向こうの言うことを聞いている…やがて電話は切れたみたいだった…

彼女の表情を見たゼンさんがカウンター越しに手を伸ばして彼女の手をつかむと低い声で言った。
「行くな」

おれは不謹慎だけど横で「おー映画みてぇ」と思った。

しかし、彼女はゼンさんの手をふりほどいて荷物を持って立ち上がった。

「ゼンさん!ごめんなさい!あの人は…あの人はやっぱり私がついてないとダメになっちゃうの!ごめんなさい…ゼンさん」

おれは不謹慎だけど「おー更に映画みてぇ」と思っていた。

彼女が飛び出して行った後、ゼンさんはクルッとおれに背中を向けると鍋の野菜スープをかき回し始めた。

おれはなにも言えず…しょうがないので映画の話をした。
「今夜はさ…『トランスフォーマー』観てくるよ」
ゼンさんは何も答えずスープをかき回している。

「ベイの新作だよ!面白いかなぁ…日本のオモチャが原作ってどんな映画だよなぁ」

ゼンさんはいつまでも向こうを向いたまま黙ってスープをかき回し…おれはしょうもない映画の話をいつまでも一人で喋り続けていた。
sibao

sibaoの感想・評価

2.9
いかにも国立の教育学部出の女の教師、の自分の勝手なイメージを体現したような主演の方。

社会につかれた新卒からアラサー女子にピッタリの映画ではないでしょうか。

でもラストのラジオのくだりは好きです。
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