四月の永い夢の作品情報・感想・評価

「四月の永い夢」に投稿された感想・評価

haisland

haislandの感想・評価

4.1
あの手紙が死んですぐ手元に届いたらどうなっていたのでしょう
短い夢になったのかしら
ro

roの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

抱えてしまった喪失感を整理して少しずつ前を向いていく過程が丁寧に優しく描かれていた。一見悲しいあらすじなのにすごく爽やかな映画。

いくつかある、主人公が一人で歩くシーンに彼女の孤独みたいなのを感じたけど、不思議と悲壮感がないのは、彼女が持つ芯の強さみたいなものゆえなのかな。最後のメッセージに「そういうところが嫌いだった」と「ありがとう」が入ってるのもとても好きだった。
seckey

seckeyの感想・評価

-
‪何年か前から、もうわからないくらいにみんなについていけない。ちっとやそっとじゃ追いつけない。何もかもが私は全然足りてない。‬
‪.‬
‪こんなときに死を夢みる。‬
‪残した者の勝手さ、残された者の勝手さ。‬
‪.‬
‪映像が只々綺麗で、そこに写っているのは花や空や儚いものばかりで、人は少し意地悪で、でも綺麗にみえた。‬
‪きっとあの世からみたら何でも綺麗なんだろうな。‬
朝倉あきさんが誰かを思っているだけで、ただの風景がこんなにも美しい思い出に見える。

展開や言葉は少ないけれど、それが儚くて良い。
まくら

まくらの感想・評価

3.9
人生の、取るに足りないような一コマ一コマを慈しむように汲み上げ紡いだ静謐な映像詩。
再生ものとしての物語云々は特に何を言うまでもない。
脆く、か細く、弱く見えるヒロインの、しかし凛とした声と実直な佇まい。この女優だからこそ成立した作品だと思える。
m

mの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

そこに縛られる理由は人それぞれ
いいことも
わるいことも
自分のこととなると深刻だけど
はたから見ればとても愛おしい苦しみだ
はたから背中をさすってもらうのが必要なこともある

忘れられない理由に縛られる主人公の進むほうを一緒に、じれったく見ていた
こぅ

こぅの感想・評価

4.0
モスクワで評価連盟賞とロシアで特別表彰を受賞
した中川監督の愛する人を失った女性の再生を
描く【リスタート・ドラマ】。

OP、桜満開の下に菜の花という絶景に立つ初海(朝倉あき)のモノローグから本作の良さが実感出来る。

特にとりとめの無い脚本だが、ごく普通の日常を捉えていて、寧ろ変に不自然では無い。

時代設定は現代だが、初海の住むアパートや、扇風機、銭湯、豚の蚊取り線香陶器などが、【昭和ノスタルジー的】なムードを出していて浸れる。

朝倉あき(初主演⁈)という特に有名でも無く、アクも強くないナチュラルな女優を起用したのが作風とマッチしていて成功していると言える。

歩くシークエンス多々が出てくるが、志熊(三浦貴大)の染物工場見学をした後の歩いて帰るシークエンスが、彼女の中で何かが変わりつつあるという節目に見え、印象に残った。

終盤の初海と志熊のある共通点からの流れで、ベタでもさりげない出来事が、未来を暗示していてニンマリした。


OPと繋げたEDでの余韻も良し。
オープニングのモノローグがとても好みでした。

かなり静かな作品で、台詞も劇伴もないシーンがいくつあありました。
日本映画らしくて、とてもよかったです。

主演・朝倉あきさんの声が静かで美しく、その魅力的な声を存分に発揮した作品でした。
明らかに浮かれてることに自分で気付いて、ブツッと切るシーンがとてもよかった
銀幕短評 (#177)

「四月の永い夢」
2017年、日本。 1時間 33分。

総合評価 71点。

時間を とてもぜいたくに使っている。カットも多いがワンカット ワンカットが長い。カメラがとてもいい。主人公がよくて、あとはまずまず。

いわゆる ラブレター について、

わが国の男性人口の上位 5%内に入るくらい せっせとたくさん書いてきた自信がある、わたしはこれまで。

この項を述べると、まず なにをもってラブレターというかの定義から始めないといけないが、残念ながら きょうは紙幅がもう尽きてしまったので、続きは次回にゆずろう。
>|