朝倉あきから目が離せない。魅せてくれた。特に手拭いの中を歩くシーンの神々しいこと…
何か大きな事件が起こる訳でもないけど、どこに着地するんだろうと最後まで退屈させなかった。
個人的には3年も恋を引きずるなんて贅沢で羨ましいし、いっそのこと別れた恋人が死んでくれた方が楽なんじゃないかとさえ思うのだが…
入浴シーンも全然いやらしくないし、ラストシーンも爽やかに終る。
人生は手に入れていくのではなく、失っていくものだ。いつしかそう思うようになった。というのはなんだかハッとさせられて、しっくりきた。ここ数年なんとなく頭にあったことを言葉にしてもらったという感覚。