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さようなら、コダクロームのume0214のレビュー・感想・評価

さようなら、コダクローム(2017年製作の映画)
3.5
Netflix作品
「コダクローム」とは「Kodachrome」というKodakのフィルムの種類らしい。

レコード会社に務めるマットは写真家である父ベン(エド・ハリス)と長年わだかまりがあり疎遠だった。
父が死ぬ前の最後の頼みとしてコダクロームの現像のために唯一残された現象所があるカンザスまでの車の運転を頼まる。現像液が生産終了しているのでそこも間もなく現象受付が終わるという。
嫌々ながらも看護師ゾーイと3人で旅をする事になる...。

親子関係の再生とアナログの終焉を描く。
ロードムービー大好き。
コダクローム現像終了という実際の出来事を元に作られている。
アナログフィルムには思い入れも知識もない。
ISO100ではなく200を選んで買ってたぐらいで。
とんでもないクソやじだけど命をかけて息子を連れて行く時点でフィルムに何が写ってるかは直ぐに察しが付く。それでもじんわり来ちゃった。
旅を続けて父親がどういう人物だったのか分かっていく展開はベタだけど好き。
予想通りの展開過ぎるけど魅力的な作品。
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