うーん、やりたい事はわかる?
いやわからないなやっぱり。。。
相当に好き嫌いが分かれる作品だと思う。
妄想、夢、現実?
ハッキリ言って、二宮監督のバッドトリップ体験を只々映像化し体現した、ドラッグムービーとしか捉えられなかった。これが映像芸術?と言われれば、有無を言わさず「NO」と答えてしまうだろ。レフン的な世界観を狙いたいのか、世界を視野に入れてるのかは定かではないが、映画としては成り立ってないような気がしてならない。奇妙な89分間のMVを観ていた感覚。あくまでも私見だが。
恐らく高橋一生目当てで観に来ていた劇場内の90%を占めていた若い女性客はどう思い観ていたのだろうか?
唯一の救いは、桜井ユキちゃんの熱演だった。演出通りに濡れ場からメンヘラ役迄しっかりとこなしていた。この娘が救いだった。
非常に惜しい作品。